開催概要

組織委員長挨拶

第13回日本臨床睡眠医学会学術集会
組織委員長  山内 基雄
(奈良県立医科大学 呼吸器内科学講座)
第13回日本臨床睡眠医学会学術集会 組織委員長 山内 基雄(奈良県立医科大学 呼吸器内科学講座)

 2009年4月に第1回日本臨床睡眠医学会(ISMSJ)学術集会が開催されましたが、その後、回を重ね第13回の学術集会は初めて奈良で開催されることとなりました。呼吸器内科医が組織委員長として本学術集会を開催するのは2013年の大井元晴先生以来9年ぶりとなります。これは、ISMSJのミッションのひとつ『睡眠のチーム医療を推進します』のとおり、睡眠医学は様々な専門分野で成り立っていることの裏付けでもあります。

 今回のテーマは「次世代型睡眠医学の息吹き」であります。睡眠医療に従事する人々とその関心そして睡眠医療を取り巻く環境は時代とともに大きく変遷してきました。また診断および治療に対する医療機器の技術革新も目を見張るものがあります。とりわけ、人に関しては、いわゆるZ世代と呼ばれる生まれたときからインターネットが普及しているデジタルネイティブ世代と一緒に働くことになりました。そういった意味ではどの側面から見ても医療は次世代型になりつつあります。しかしながら、最も重要なことは「進歩した技術に使われる医療者であってはならない」ことです。しっかりとした基礎知識を持った上で、進歩した技術を使いこなす必要があります。これまで築き上げられてきた睡眠医学に、新しい技術をうまく融合させながら睡眠医療を発展させていくという意味を込めて「次世代型睡眠医学の息吹き」とさせていただきました。
ISMSJ学術集会は小規模ながら、医師、臨床検査技師、看護師、睡眠関連医療機器の技術者などが一同に会する絶好の機会です。会期中に皆さんで次世代型睡眠医学を正しい方向性で是非息吹かせましょう!             

 会場は鹿がたくさん生息する風光明媚な奈良公園内にある奈良春日野国際フォーラム 甍〜I・RA・KA〜です。緑に囲まれ、そして鹿と戯れながら、皆さんと交流すれば、きっとこれからの睡眠医療が見えてくるでしょう。多くの皆様のご参加を奈良でお待ちしております。

開催概要

学術集会名 第13回日本臨床睡眠医学会学術集会
The 13th Annual Meeting of Integrated Sleep Medicine Society Japan
組織委員長 山内 基雄(奈良県立医科大学 呼吸器内科学講座)
テーマ 次世代型睡眠医学の息吹き
会 期 2022年10月7日(金) ~ 8日(土) 現地開催 + 当日のライブ配信
会 場 奈良春日野国際フォーラム
〒630-8212 奈良市春日野町101
TEL 0742-27-2630
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